軽量化
May 13, 2012
ストライダが8.475kgになった
前回、軽量化をまとめた記事を書いてから、何カ所かパーツを変更して測定したところ、8.475kgになったので、紹介したい。
ローロ世田谷で重量測定させてもらった (いつもありがとうございます)
ポタリング中に景色の良いところで撮影
小径車で8.5kgというと、軽い方ではあるが、最軽量ではない。しかしながら、納車時10.5kgぐらいだったストライダの性能を落とさず、スピードドライブを搭載したまま8.5kgを切れたので、自己満足の域ではあるが、達成できて良かったと思う。
ローロ世田谷で重量測定させてもらった (いつもありがとうございます)
主に軽量化に貢献しているのは下記の通り (いずれのリンクも別ウインドウで開きます。)
- タイヤ : パナレーサーミニッツライトPT
- チューブ : Maxxis UL421
- リムテープ : ベロプラグレッド
- ボルト : すべてチタンボルト
- ハンドルバー : HED. Carbon S bend - 加工して流用
- ブレーキアウター : ノコンに変更
- サドル : サンマルコ アスピデカーボンFX - レールを一部加工
- クランク : Tune Bigfoot
- ペダル : Tioga Surefoot compact - 一部加工
その他 (リンクのないのは過去に記事としていない)
- チェーンリングボルトはKCNC製
- ハンドルバーのピンを真ちゅうからアルミ製に変更
- ハンドルバーが脱落しないようにするピンもアルミに変更
- グリップ : クランクブラザーズ コバルトの長さを短く加工
- キャリアやキックスタンドは取り外した
- フレームパッドは取り外して最低限の傷防止ラバー貼り付け
- サドル : サンマルコ アスピデカーボンFX - レールを一部加工
- クランク : Tune Bigfoot
- ペダル : Tioga Surefoot compact - 一部加工
その他 (リンクのないのは過去に記事としていない)
- チェーンリングボルトはKCNC製
- ハンドルバーのピンを真ちゅうからアルミ製に変更
- ハンドルバーが脱落しないようにするピンもアルミに変更
- グリップ : クランクブラザーズ コバルトの長さを短く加工
- キャリアやキックスタンドは取り外した
- フレームパッドは取り外して最低限の傷防止ラバー貼り付け
- TNIのセラミックシールドベアリングを前後計4個利用
- サドルを固定する金具を一部削っている(軽量化はほんのわずか)
- サドルを固定する金具を一部削っている(軽量化はほんのわずか)
ポタリング中に景色の良いところで撮影
小径車で8.5kgというと、軽い方ではあるが、最軽量ではない。しかしながら、納車時10.5kgぐらいだったストライダの性能を落とさず、スピードドライブを搭載したまま8.5kgを切れたので、自己満足の域ではあるが、達成できて良かったと思う。
May 08, 2012
サンマルコ アスピデカーボン FX サドル
カーボンレールを採用したサンマルコアスピデカーボンFXを入手した。
サドルを取り付けたところ
このカーボンレールは、通常の金属のレールと異なり、厚みと幅が大きいため、そのままではストライダのサドル台座には取り付けられない。そのため、レールとサドル先端部裏側を一部削って取り付けている。 注意点としては、シートレールの下側だけを削ると、高さが低くなり、ストライダのサドル台座には付かなくなってしまうため。シートレールの上側も削っている。またサドル先端部裏側の突起もできる限り削っておいた。この突起を削らないと、シート台座と接触して、先端が上を向き、 サドルの後ろが下を向いてしまうことになる。
また、いずれも削りすぎると強度面で問題がでるので、慎重に作業を行った。元の重さの実測値は135g、削った後の重さは127gとなった。
サドルを取り付けたところ
このカーボンレールは、通常の金属のレールと異なり、厚みと幅が大きいため、そのままではストライダのサドル台座には取り付けられない。そのため、レールとサドル先端部裏側を一部削って取り付けている。 注意点としては、シートレールの下側だけを削ると、高さが低くなり、ストライダのサドル台座には付かなくなってしまうため。シートレールの上側も削っている。またサドル先端部裏側の突起もできる限り削っておいた。この突起を削らないと、シート台座と接触して、先端が上を向き、 サドルの後ろが下を向いてしまうことになる。
また、いずれも削りすぎると強度面で問題がでるので、慎重に作業を行った。元の重さの実測値は135g、削った後の重さは127gとなった。
May 07, 2012
Tune Bigfoot クランク
SpeedDriveのクランクがあまり軽くはないという事を、ストライダの設計者から教えていただいてから、クランクを変えられないかどうか調べていた。SpeedDriveのクランクはスクエアテーパーで、右クランクは左と同様にスパイダーが無いものを必要とするので、この点で既に選択肢がかなり狭くなった。
今回もまたLoro世田谷にお世話になり、TuneというドイツのブランドのBigfootというクランクを紹介してもらい、入手した。右クランクは、スパイダーの厚み分、左クランクより厚いため、左クランクと同じ厚さまで削っている。
SpeedDriveの元のクランク (170mm) が476gで、Tuneのクランクはスパイダーを外して、削った後に341gだったので、135gの軽量化となった。
※追記: 今回入手したクランクの長さは172.5mmだが、製品のラインナップとしては170mmやそれより短い製品も存在する。
今回もまたLoro世田谷にお世話になり、TuneというドイツのブランドのBigfootというクランクを紹介してもらい、入手した。右クランクは、スパイダーの厚み分、左クランクより厚いため、左クランクと同じ厚さまで削っている。
SpeedDriveの元のクランク (170mm) が476gで、Tuneのクランクはスパイダーを外して、削った後に341gだったので、135gの軽量化となった。
※追記: 今回入手したクランクの長さは172.5mmだが、製品のラインナップとしては170mmやそれより短い製品も存在する。
stilla at 07:45|Permalink│Comments(2)│
May 06, 2012
タイオガ シュアーフット コンパクト チタン
タイオガ製の軽量ペダル「シュアーフット コンパクト」のチタンシャフトモデルを入手した。
標準状態では反射板とそれを固定する爪がついていて164gだったが、取り外して、ベルトサンダーで平らに削ったところ、152gになった。
その後、金色のシャフトが目立つため、露出する部分だけを研磨して素地を出した。重さ的にはペアで1g程度削っている。
ペダルを取り付けたところ - 本体側面から反射板を取り外した代わりに、素地の部分を残した。
乗車してみたが、回転もスムースで、研磨したところ等も特に問題無く乗れている。動きやペダリングに不安はなく、軽量化もできたので、街乗りでは良いペダルだと思う。
標準状態では反射板とそれを固定する爪がついていて164gだったが、取り外して、ベルトサンダーで平らに削ったところ、152gになった。
その後、金色のシャフトが目立つため、露出する部分だけを研磨して素地を出した。重さ的にはペアで1g程度削っている。
ペダルを取り付けたところ - 本体側面から反射板を取り外した代わりに、素地の部分を残した。
乗車してみたが、回転もスムースで、研磨したところ等も特に問題無く乗れている。動きやペダリングに不安はなく、軽量化もできたので、街乗りでは良いペダルだと思う。
April 22, 2012
April 18, 2012
April 14, 2012
カーボンS字ハンドルの詳細
以前カーボンS字ハンドルの紹介をこちらでしたが、最近質問を受けたので、加工前の製品の写真を含めてもう少し説明したい。
以前の記事を書いた当時は、ハンドルバーの研磨はしておらず、白い塗装だけを剥離した状態だったが、軽く研磨を行っている。
以前の写真(左、研磨前)と、最近の写真(右、研磨後)
HED S bent というベースとなった製品、90g
これを切り詰めて、塗装を剥離し、ピンとボタンの穴を開けたところ72gになった。※ピンやボタンで+15gぐらいとなる。
加工前と加工後の比較写真
加工には、電動ドリル(円筒にまっすぐ正確に穴を開けるためボール盤推奨) とヤスリ(グラインダーかベルトサンダー推奨)が必要だが、工具をレンタルして加工できるような内容だ。注意点は、ピンとボタン用の穴の位置を正確に開けることと、左右対称に製作することだ。元のハンドルバーを参考に穴の位置を決めるが、フラットバーでは考慮しなくて良い角度については、ライズのあるバーでは考慮する必要がある点も注意だ。ライズを上に出すのか、前へ出すのか等で、ピンとボタンの位置(角度)が変わる点と、左右の間違いに注意して加工をすることとなる。
- 4月18日追記 -
以下はそれぞれペアでのハンドルの重さ
ストライダのノーマルハンドル: 206g
Bended Steer Kit: 242g
HED Carbon S bent : 90g
HED Carbon S bent加工後 : 72g
以前の記事を書いた当時は、ハンドルバーの研磨はしておらず、白い塗装だけを剥離した状態だったが、軽く研磨を行っている。
以前の写真(左、研磨前)と、最近の写真(右、研磨後)
HED S bent というベースとなった製品、90g
これを切り詰めて、塗装を剥離し、ピンとボタンの穴を開けたところ72gになった。※ピンやボタンで+15gぐらいとなる。
加工前と加工後の比較写真
加工には、電動ドリル(円筒にまっすぐ正確に穴を開けるためボール盤推奨) とヤスリ(グラインダーかベルトサンダー推奨)が必要だが、工具をレンタルして加工できるような内容だ。注意点は、ピンとボタン用の穴の位置を正確に開けることと、左右対称に製作することだ。元のハンドルバーを参考に穴の位置を決めるが、フラットバーでは考慮しなくて良い角度については、ライズのあるバーでは考慮する必要がある点も注意だ。ライズを上に出すのか、前へ出すのか等で、ピンとボタンの位置(角度)が変わる点と、左右の間違いに注意して加工をすることとなる。
- 4月18日追記 -
以下はそれぞれペアでのハンドルの重さ
ストライダのノーマルハンドル: 206g
Bended Steer Kit: 242g
HED Carbon S bent : 90g
HED Carbon S bent加工後 : 72g
January 23, 2012
January 14, 2012
キックスタンドを簡単に軽量化する方法
ストライダ5用のキックスタンド(
ST-KS-002 )を比較的簡単に軽量化する方法を紹介したい。
まず、ストライダのキックスタンドは、スタンド中央のボルトをゆるめて下向きにスライドすれば、本体からU字型の軸足と地面に設置するプラスチックのパーツだけを簡単に外すことができる。その後、U字型の軸足を握って軸と軸の間を狭めながら、プラスチックのパーツを引っ張ると簡単に外すことができた。このU字型の金属パーツはかなり重量があるので、今回はコレを交換する。
U字の金属パーツの代わりに、肉厚が0.5mmと1mmのアルミパイプを用意した。(何かのついでにブラックアルマイト加工を施している)。
アルミパイプで置き換えてみたところ。
U字型の代わりに、先端はタップで溝を切り、皿ねじで2本のアルミパイプの間隔を調整し、先端のプラパーツがほどよく固定されるようにしている。(※アルミパイプが複数あるのは何個か試作したためだ)。
ストライダに取り付けてみたところ。
※現在、いつも使っているストライダSXにはスタンドは取り付けていないが、MAS Specialの方に取り付けている。ノーマルの状態と比べて数十グラムは軽量化できるうえに、アルミパイプの価格もさほど高くはないので、スタンドを気軽に軽量化するならおすすめだ。
尚、ストライダに装備を多めにつけて、スタンドを使うのであれば、肉厚が1mmのアルミパイプをお勧めする。
まず、ストライダのキックスタンドは、スタンド中央のボルトをゆるめて下向きにスライドすれば、本体からU字型の軸足と地面に設置するプラスチックのパーツだけを簡単に外すことができる。その後、U字型の軸足を握って軸と軸の間を狭めながら、プラスチックのパーツを引っ張ると簡単に外すことができた。このU字型の金属パーツはかなり重量があるので、今回はコレを交換する。
U字の金属パーツの代わりに、肉厚が0.5mmと1mmのアルミパイプを用意した。(何かのついでにブラックアルマイト加工を施している)。
アルミパイプで置き換えてみたところ。
U字型の代わりに、先端はタップで溝を切り、皿ねじで2本のアルミパイプの間隔を調整し、先端のプラパーツがほどよく固定されるようにしている。(※アルミパイプが複数あるのは何個か試作したためだ)。
ストライダに取り付けてみたところ。
※現在、いつも使っているストライダSXにはスタンドは取り付けていないが、MAS Specialの方に取り付けている。ノーマルの状態と比べて数十グラムは軽量化できるうえに、アルミパイプの価格もさほど高くはないので、スタンドを気軽に軽量化するならおすすめだ。
尚、ストライダに装備を多めにつけて、スタンドを使うのであれば、肉厚が1mmのアルミパイプをお勧めする。
December 21, 2011
ストライダSXが8.815kgになった
先日の話となるが、こつこつと始めた軽量化により、ついに8.815kgにまでストライダを軽量化することができた。
測定したところ
測定したときの状態
一番初めて測定したときは10.450kg、その後軽量化を初めて途中で測定したときに9.180kgだった。これまでで最軽量のこの状態は、ペダルはビンディングペダルで、キックスタンドやキャリアも搭載していないので、実用的とは言えないかもしれないが、スピードドライブを搭載したままで、初期状態から約1.63kg軽量化して8.815kgにまでできたことに非常に満足している。
軽量化に貢献しているのは主に下記の通り (「軽量化」タグを使って大半はブログ内で検索できます)
- ブレーキレバーとディスクがKCNC製
- タイヤはパナレーサー
- チューブはMaxxis
- リムテープの代わりにベロプラグレッド
- ボルトはすべてチタンボルト
- ハンドルバーはカーボン
- ペダルとグリップはクランクブラザーズ
- サドルはサンマルコ アスピデグラマー
- フレームパッドは取り外して最低限の傷防止ラバー貼り付け
- TNIのセラミックシールドベアリング
測定したところ
測定したときの状態
一番初めて測定したときは10.450kg、その後軽量化を初めて途中で測定したときに9.180kgだった。これまでで最軽量のこの状態は、ペダルはビンディングペダルで、キックスタンドやキャリアも搭載していないので、実用的とは言えないかもしれないが、スピードドライブを搭載したままで、初期状態から約1.63kg軽量化して8.815kgにまでできたことに非常に満足している。
軽量化に貢献しているのは主に下記の通り (「軽量化」タグを使って大半はブログ内で検索できます)
- ブレーキレバーとディスクがKCNC製
- タイヤはパナレーサー
- チューブはMaxxis
- リムテープの代わりにベロプラグレッド
- ボルトはすべてチタンボルト
- ハンドルバーはカーボン
- ペダルとグリップはクランクブラザーズ
- サドルはサンマルコ アスピデグラマー
- フレームパッドは取り外して最低限の傷防止ラバー貼り付け
- TNIのセラミックシールドベアリング