チューブ

May 06, 2013

18インチ用チューブの比較など

18インチHE (355mm、StridaやBD-1などの標準サイズ)のタイヤに利用できるチューブで、現在市場で十分に流通している以下の3製品を比較した。ちなみにシュワルベのSV4のみ16インチWO (349mm、ブロンプトン等の標準サイズ)にも正式対応している。また下記製品はいずれもフレンチバルブで、バルブキャップ、ナット込みの重さだ。

IRCforBD-1

BD-1用のIRC製チューブ、103gと3つの中で最も重い




SV4
シュワルベ製SV4、84gと仕様(85g)の範囲内
(シュレーダーバルブの場合はAV4、
太いタイヤの場合は95gのSV5かAV5が必要)



UL421

マキシス製UL-421, 60gと仕様通り
(過去に購入、測定したときは61gだったと記憶している)



IRCのBD-1用のチューブが最も後発の製品であるが、一番重く意外な結果となった。ただし、これはタイヤ込みでの重さや、グリップ、耐摩耗性などを総合的に比較する方がフェアだろう。ちなみに、今持ち合わせている情報をベースに重さを比較すると、下記のようになる。

IRCのチューブ(103g)+IRCのBD-1用タイヤ(18x1.5, 280g) = 383g
SV5(95g) + シュワルベ マラソンレーサー(18x1.5, 260g) = 355g
IRCのチューブ(103g)+ ROADLITE (18x1.25, 175g) = 278g
SV4(85g) +  コジャック (185g) = 270g
UL421(60g) + パナレーサーミニッツライト PT(150g) = 230g

パナレーサーが上記の中で最も軽く、グリップが高く、耐久性が低いのは明らかであるが、シャワルベのコジャックとIRCのROADLITE間の相対的な性能が未知数だ。噂では、耐久性はコジャック > ROADLITE、グリップはコジャック<ROADLITEらしく、それぞれ純正のチューブを使うと重量差は8gと拮抗しているので興味深い。

上記5種の組み合わせの中では、最も色々なシーンで健闘するコジャックに対して、IRCのタイヤも悪くなさそうだ。IRCのタイヤ2種はBD-1用に開発され、それぞれ異なるモデルに標準採用され、後発で販売されていることから、色々と研究は重ねられた上で市場に出てきたものと思われる。機会があれば試してみたい。





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July 31, 2011

Maxxis UL421を装着

Maxxis UL421をStrida SXに装着した。このチューブは他社製品と比較して、1本あたり23gほど軽く、バネ下加重を前後で計45g程度軽量化できるのはかなりポイントが高い。
UL421_4公称値は60g  UL421_5 計測したところ61gで誤差範囲内と言える

開封したところ、、、このチューブはバルブコアが外れないタイプなので、それまで使っていたバルブエクステンダーが利用できない事が判明!  というわけで、必然的に別のバルブエクステンダーを使うことに、、、

チューブとバルブエクステンダーだけの組み合わせの場合、トピーク製もKCNC製もちゃんと取り付けられるのだが、、、HED.のリムのバルブ穴の直径がそれほど大きくないためにトピーク製は取り付けられず、KCNCだけが残った。
UL421_2 KCNC製のバルブエクステンダーをつけ、この状態でエアを充てんする。
UL421_1 UL421_3
エアを充てんしたところ、バルブの先端だけが見えるので、バルブのねじは手で回すことができた。いったん空気を入れたら、バルブエクステンダーは取り外しているが、先端がむき出しのため、何かキャップの様な物を自作しようかと考えている。タイヤは現在のところ一番軽いMinits Lite PTのままだが、シュワルベのチューブ+バルブエクステンダーの組み合わせから、UL421でバルブエクステンダー無しになったため、50gは軽量化できている。

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July 19, 2011

バルブエクステンダーいろいろ

HED.のようなディープリムを使用する場合、バルブエクステンダーと呼ばれるチューブのバルブを延長するアダプタが必要となる。
ve
バルブエクステンダーいろいろ 左から、メーカー不明25mm、シュワルベ製31mm、トピーク製43mm、KCNC製50mm

700c規格であれば、バルブが長く設計されたチューブの設定もあるが、18インチにはそんなチューブは無いので、上記のような延長するためのパーツが必要となる。値段は500〜1500円の間ぐらいだ。
バルブエクステンダーは付けたまま走行するタイプ(写真左2本)と、空気を入れたら取り外してしまうタイプ(トピーク製)があり、KCNC製はどちらか不明。また、バルブコアを外して移設することを前提にしているのが、写真の左2本、バルブコアがはずれないタイプのチューブでも利用できるのが右の2本。
国内流通している18インチ用チューブでも、バルブコアがはずれる/はずれないの違いがあるので、どのチューブを利用するかで適合するアダプタが違うので注意が必要だ。






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June 26, 2011

ストライダ用18 x 1.25以下のタイヤ、チューブなど

ストライダSXは標準でシュワルベのコジャックが付属している。
そしてチューブはシュワルベのSV-4が付属しているが、18x1.25
の規格内で、他にどんな種類のタイヤやチューブがあるのか調べてみた。

[タイヤ]
シュワルベ - コジャック (18 x 1.25)
シュワルベ - ステルビオ (18 x 1.125既に製造中止、廃盤)
パナレーサー - ミニッツライトPT (18 x 1.25)

[チューブ]
シュワルベ - SV-4 (18 x 1.125 - 1.25)
マキシス - UL421 (18 x 1.25 - 1.5)
(パナレーサー は1.5〜1.75対応のOTH18-15F-NPのみ見つかった)

機会があれば、上記のタイヤとチューブについて、手に入る限りは
テストしてみたい。

stilla at 00:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)